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自己分析に関しては転職をする上で非常に重要なものです。書類選考から面接にいたるまで、自己分析の結果というのは重要です。そして、自己分析はなんとなくするのではなく、4つのステップを踏んでおこないます。つまり、振り返り、Will、Can、Mustです。今回は企業のレベルと求められるMustについて紹介をします。

Mustについて

Mustについては、自己分析というよりは企業の分析に近いものです。つまり、企業が転職希望者に何を求めているのかというのがMustです。

このMustは、Willつまり何がしたいのか、Canつまり何ができるのか、というのが明確化していなければ、調べても意味がありません。特に重要になるのがCanとMustの間にギャップが無いかということです。

ここにギャップがあり、その溝を埋めることが努力をしても不可能、もしくは努力をするために非常に時間がかかる場合、その企業が求めている人材ではないのです。

たとえば、1人でコツコツ作業をするキャリアしかない方が、チームワークを何よりも重視しており、それをウリにしている企業への転職を考えた場合、転職に成功したとしても、その企業でうまくやっていくことは難しいでしょう。

企業のレベルによってMustの変化

企業のレベル、規模やステージといった方がいいのですが、企業の規模やステージというのは、下記の段階に分かれています。

  • 創業期
  • 成長期
  • 成熟期
  • 転換期

この4段階に分けることができます。そして、企業の求めるMustは段階ごとに異なります。

同じ業種、業界の仕事であり、転職希望者が求める社風や社長であったとしても、創業期の企業と転換期の企業では、求められている人材が異なるのです。

創業期

たとえば、創業期の場合は企業の規模が小さく、従業員の人数も少ないでしょう。そして、求める人材像というのは、その分野に精通している専門家というよりは、何でもかんでもとりあえず挑戦できるような何でも屋的な人物が好まれます。また、社員の人数が少ないので創業者との相性なども重要になるでしょう。

プライベートとビジネスを完全に分けて、プライベートでは会社の人に絶対会いたくないというタイプの人の場合は、希望する業種、業界の仕事、求める社長像であったとしても必ず不和や不満が生じます。また、ある程度安定を求めているのであれば、創業期の企業は向きません。倒産の可能性が常にあります。

成長期

自分のペースで専門的な仕事をして、安定した職場がいいのであれば、企業の規模が大きくなり、プロフェッショナル的な人物を求めている成長期の企業の方があっているでしょう。

成熟期

成熟期の企業になりますと、企業の規模が非常に大きくなっており、企画力や長期的な戦略立案や構想力など、高度なキャリアがMustとして求められます。

そのため、キャリアをあまり積んでいない状態での転職の場合、このような企業は不向きです。大企業でとても魅力的ではありますが、MustとCanのギャップを埋めるには現職での経験が必要になります。

転換期

転換期などを迎えている企業の場合、企業の根本的な改革が必要な段階です。創業家と経営陣がケンカをするような段階です。

ここのような企業のMustは、かなり特殊な経験を積み、なおかつ実績も必要なので、求められているMustに応えられるCanを持つ人物の方が稀です。間違って採用されてしまった場合、MustとCanのギャップにて苦悩します。

まとめ

希望する業種、業界の仕事、求める社長像であっても、企業の規模によって求められる人材は異なりますので、これをしっかりと分析をするのもMustの1つです。

キャリアアップのために転職をするのであれば、成長期、成熟期を迎える企業のMustとマッチしやすいでしょう。転換期を迎える企業の場合、転職をするにしても経験を多く積む必要があります。

創業期に関しては、若い内ならいいMustとマッチしやすいでしょうが、キャリアアップを考えての転職ならCanとMustとのギャップが大きくなります。また、ギャンブル的な要素が多いです。

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