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転職活動において自己分析をするのは非常に重要なことです。自己分析が適当では、適当な履歴書、職務経歴書になり、書類選考およびこられを質問の際に使用する面接でもフリになることは間違いありません。自己分析は4つのステップ、振り返り、Will、Can、Mustを段階的に自己分析します。今回はWillの環境的な要因を紹介します。

Willの質問

Willについては、転職をする上で自分の動機付けのようなものです。転職指導においてはCanを先に書き出すべき、と勧めることがありますが、転職というのは結局のところ将来をよりよく生きるための手段です。転職の成功がゴールではなく、未来をよりよくするために転職するのです。目的と手段が逆になってしまっては、転職に成功しても、キャリアプラン的には失敗するかもしれません。

そのため、なぜ自分が転職を決意したのか、「過去・未来」「仕事・プライベート」の2軸から4つの領域にわけて、転職の動機を見つけ出してみましょう。Willつまり将来については、プライベートについても考えなければなりません。仕事だけをしてもプライベートが充実しなければ、やがて限界が訪れます。

Willには16項目の質問があります。この質問には、5W1Hを意識して具体的に答えていきましょう。時間を制限して一問一答するのではなく、時間をかけて自分の中の奥の奥まで問うていきます。

それでも答えが出ない場合、第三者である友人・知人・転職エージェントなどに尋ねましょう。他人は知っているのに、自分は全くの無自覚であるということもあります。

環境的な満足・不満からのWillの洗い出し

100%満足できる転職というものはありません。どのような転職をしても、転職先の企業には不満点があります。給料がアップすれば、その分、プライベートが犠牲になったり、責任が大きくなったりします。

満足要因と不満要因の2面性があります。これは、アメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグによると(動機付け・衛生理論 Herzberg’s theory of motivation)により、提唱された概念です。

転職する前に、今までの会社、仕事、職場の満足要因と不満要因の2種類を書き出していきましょう。しかし、転職を希望している人は満足、もしくは不満要因のどちらかに偏る傾向があります。

不満要因が多い場合

今の職場が嫌な人はどうしても不満要因が増えてしまいますが、このような場合、今の職場のような嫌なことがなければどこでもいいから早く転職したいとなっているので、転職希望先を絞り込むのが逆に難しくなってしまい、転職活動で頭を悩ませてしまい、転職完了までの期間が長くなる傾向があります。

なぜなら、今の企業よりも他の企業の方がすべていいように見えてしまいますから、選ぶのが大変です。

満足要因が多い場合

満足要因が多い場合は、転職先の職場にあるかもしれない不満点や嫌なことを一切見ていない傾向がありますので、よくよく検討をせずに転職をしてしまい、転職先にある不満点に直面してしまい、再び転職を考えるようになる可能性が高いのです。

そのため、不満要因・満足要因が偏ることなく書き出すことができるようにしましょう。もし、満足要因が大きいのであれば、転職する必要もないでしょう。

会社、仕事、職場における満足・不満足からWillを探していくのはとても重要です。どちらか一方に偏るということは、原則としてはありません。

まとめ

転職をする上で、自己分析をするのはとても重要なことです。特にWillは16の質問を 5W1Hにて深く深く自問自答をしましょう。

そして、環境要因、つまり、会社、仕事、職場の満足要因と不満要因を書き出していきましょう。転職希望者の場合、どちらか片方に偏る傾向がありますが、偏っている場合、自己分析が完璧ではないといえます。もし、満足に偏っているのであれば、不満要因を考慮しておらず、不満要因に偏っているのなら不満会社選びに時間を取られてしまいます。

転職をして100%よかったということはありません。そのため、転職してよかったと思えるよう、自己分析を徹底的におこないましょう。

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