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自己分析に関しては、転職をする上では最初から最後まで影響のあるものです。しかし、一度しっかりと作ってしまえば、書類選考から面接にいたるまで必ずやくにたつものであるのは間違いありません。自己分析については、4つのステップを踏んで段階的に深めていくものです。キャリアの振り返り、Will、Can、Mustの順番です。今回は、Canが見つからに場合どうすればいいのか紹介します。

転職においてのCan

Canとは、自分は何ができるのか、そしてどのようなスキルを持っているのかということです。

転職活動において、WillとCanが重なるところがもっとも現実的なキャリアの方向性となります。そして、Canが固まったうえでMustを加えることで、より客観的な鋭い自己分析となりますので、Canは非常に重要な部分になります。

Canの罠

転職のCanに関しては冷静考えると意外と煮詰まるものです。どのような分野においても自分よりも優れた人間というものは存在します。上には上がいますし、どんなに極めたと思ったとしても、他人と比べてしまったら劣っていると思います。他人と比べて自分は劣っている、つまり、誇れるCanがない、という煮詰まった思考がCanの罠です。

人間というのは常に他人と自分を比べて自分のレベルというのを見ます。あの人よりは優れているけど、あの人よりは劣っているなどです。そのため、明確に順位や数字で出されたもの、そして、資格などを中心にCanを探す傾向があります。その方が見つけやすいからです。

そうなってしまった場合、資格や大会などに出た経験がないのであれば、誇ることができるCanがないとして自分の強みはないと考えてしまうわけです。

罠を抜けるためには?

このCanの罠にひっかからないために、段階を踏んで自己分析するわけです。

Canの罠にひっかかり煮詰まってしまったら、キャリアの振り返りの際に書いた、具体的な仕事内容をもう一度見直して自分が積んできたキャリアを見直しましょう。

つまり、他人と比べてできることをCanにするのではなく、これまで積んできたキャリアと仕事内容から、自分のCanを探しください。また、Canに関しては、謙遜や謙虚という日本人の美徳とする道徳心は捨てて考えましょう。

この謙遜や謙虚があると、他人からすれば非常に魅力的なスキルであるものでも、「自分はできて当たり前のこと」と思ってしまうのです。謙遜や謙虚のせいで傲慢になっているかもしれません。

もちろん、できもしないことをCanにしてはいけません。キャリアの振り返りの段階で書いた仕事内容から誇れることを探しましょう。

それでも無理な場合

思考の方向性を変えるというのは難しいものです。

「頭が固い」ともいえますし「意志が固い」ともいえます。このように見る側面が変われば、似たような意味でも違ったものになりますので、そのような場合は素直に他人に、自分のCanは何か聞きましょう。

キャリアに関するものですから、上司や同僚に尋ねるというのが現実的な対処方法です。また、転職エージェントとキャリア振り返りのために作成した用紙を見ながら話し合うことで、違った視点を得ることができ、Can見つけることができる可能性が高くなるでしょう。

貴方の知らない貴方を、他人は知っているということもあります。

まとめ

自己分析におけるCanですが、自分は何ができるのか、どのようなスキルがあるのかというものです。

このCanを考えるときには、謙虚や謙遜は邪魔な考えであり、これらの道徳心を持ったまま考えると煮詰まってしまいます。また、他人と比較をしてCanを探すのもよくありません。

自己分析の最初におこなったキャリアの振り返りの際に書いた、具体的な仕事内容を見直し自分の強みを考えましょう。

それでもCanがわからないのであれば、同僚や上司に尋ねましょう。

数年間、同じ仕事に従事してキャリアを積んでいるのであれば、Canは必ずあります。ない方が珍しいです。

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